親しい友人の皆さま、
まず、私たちはチュチェ朝鮮の永遠な象徴であり、世界自主化偉業の偉大な指導者である金正日閣下の生誕80周年にあたり、金正日閣下にもっとも崇高な敬意を表し、閣下の永生を謹んで祈願いたします。
併せて金正日閣下に対する深い追憶と欽慕の念から今回のインターネット国際討論会に深い関心を払われ、積極的に参加してくださった皆さまに衷心から謝意を表します。
世界が公認するように金正日閣下は、深奥な思想・理論と非凡な指導、崇高な献身で朝鮮の社会主義建設と世界の自主化偉業を勝利へ導いてこられた希世の政治元老、先軍名将でありました。
金正日閣下は、朝鮮が日本帝国主義の植民地下にあった1942年2月16日に朝鮮民族の聖山白頭山の千古の密林の中にある小さな丸太小屋でパルチザンの息子、抗日革命の申し子として生まれました。
金正日閣下の誕生を民族の大慶事、大通運としてみなしていた朝鮮人民は金正日閣下を将来に朝鮮を輝かす星であるという意味から白頭光明星に称えました。
人々の期待と念願通り金正日閣下は、朝鮮ばかりではなく、世界を照らして導く星となり、太陽となりました。
金正日閣下は優れた思想・理論の英才でありました。
金正日閣下は、精力的な思想・理論活動を繰り広げて金日成主席が創始されたチュチェ思想を全面的に総合体系化し、深化・発展させて自主時代の偉大な指導思想として輝かし、政治、経済、文化、軍事などあらゆる分野で主体性と革命性、科学性と独創性で一貫された思想・理論を示しました。
金正日閣下の思想・理論は、朝鮮だけではなく、自主、自立、自衛を志向しているすべての国と人民において普遍的な意義をもつ理論的、実践的指針、百科全書となっており、多くの政党、団体、人士らが 金正日閣下の著作を研究し、実践で具現しています。
金正日閣下は卓越した政治家、指導の巨匠でありました。
閣下の政治は、一言で自主と先軍、仁徳で特徴づけられると言えます。
早くから金正日閣下が提示したスローガン「われわれの方式で生きよう!」を通しても分かるように、 閣下は革命と建設において提起されるすべての問題を自国の状況と人民の要求に即して自主的に、創造的に解決し、国の自主権を侵害しようとするいかなる些細な企図も断固と排撃しました。
それゆえに1980年代末~1990年代初、世界の社会主義偉業が深刻な挫折に陥った時にも、朝鮮の社会主義だけは些かも揺れることなく、1992年4月に採択された社会主義偉業を守護し、前進させていくという平壌宣言は世界の進歩的政党の共同の闘争綱領となっています。
金正日閣下は、朝鮮がもっとも厳しい試練に直面した時期に先軍政治で国と民族の自主権と発展権を守り、強盛繁栄の活路を切り開きました。
社会主義朝鮮の始祖である金日成主席の逝去(1994年7月8日)後、朝鮮に対する敵対勢力の政治的、軍事的挑発と制裁策動は極度に達し、西側の言論は3年もしくは3ヶ月内に朝鮮で社会主義の旗が下ろされるだろうと予測していました。
しかし、金正日閣下が実施した独創的な先軍政治によって朝鮮は敵対勢力の軍事的挑発と脅威を断固と制圧し、国の安全を固く守りましたし、強固な自立的民族経済と自分の科学技術力量に依拠して奇跡のような発展を遂げました。
とりわけ1998年8月、最初となる人工地球衛星「光明星ー1」号の打ち上げの成功は、自己の思想と制度を守り、発展させようとする朝鮮の決心は確固たるものであり、いかなるものも朝鮮の前進をとどめることができないということを実証しました。
21世紀に入って確固たる政治強国、軍事強国として浮上し、国の至る所に驚くべき成果物が創造されている朝鮮の現実を見ながら世界は金正日閣下を強靭大胆な希世の政治家、鋼鉄の統帥者として高く称えました。
金正日閣下は、愛と信頼の政治、仁徳政治、幅の広い政治を施した愛と情の化身でありました。
金正日閣下は優れた多才多能な指導者として万民の限りない称揚と尊敬を受けていましたが、いつも人民を先生として敬い、天のごとく信頼しましたし、人民の幸福のために自分のすべてを捧げられました。
朝鮮労働党が指導者を中心に統一団結され、広範な大衆的地盤に依拠して人民から絶対的に支持される党として強化発展されたのも、朝鮮で領袖、党、大衆の一心団結が立派に実現されたのも金正日閣下の仁徳政治、幅の広い政治を離れて考えられません。
金正日閣下が生涯の全期間地球のまわりをほぼ17回も廻ったのと同じ現地指導の道を歩みながら、朝鮮の1万4200余個の単位を訪ねましたが、この驚くべき数字だけ見ても祖国と人民に対する総書記の熱い思いと献身に、謹んで敬意を表するようになります。
なお総書記は、今は列車が家のようになったと、自分の生涯を纏めて言えば人民という二文字だけだと言われたそうです。
自主と先軍の旗を高く掲げて最悪の試練と難関を自力で強行突破し繁栄と発展の活路を開いた金正日閣下の政治と仁徳は世界の脚光を浴びています。
2000年7月ロシアのプーチン大統領が、2001年9月中国の胡錦濤主席が朝鮮を訪問し、2002年9月には敵対国の首長である日本の首相とアメリカの元大統領や在職の国務長官が平壌にやってきて関係改善を提案しており、EUや西ヨーロッパなど世界の多くの国が朝鮮との外交関係を新設したり再開しました。
朝鮮で開かれた劇的な転換を目撃して世界の進歩的な人民は一様に、金正日閣下を「世界的な政治元老」、「自主自代の偉大なる指導者」に褒め称え、21世紀の自主偉業の未来が総書記に関わっていることを確信するようになりました。
さらには2002年2月、世界各国の人士の皆さんが白頭山密営生家の前で「21世紀の太陽を迎える集い」を催し、総書記を新しい世紀の人類自主化偉業を勝利へと導く太陽として高く褒め称え、この行事は後に第1回白頭山偉人を称える国際祝典に記されました。
金正日閣下が如何に世界中の高い尊敬と敬慕を受けておられたかは総書記が現地指導の道で惜しくも逝去された時、世界の190余ヶ国と国際機関ひいては朝鮮と敵対関係にある国などでも、もっとも深い哀悼の意を表し、様々な弔意行事が厳かに挙行されたことからもよく分ることができます。
金正日閣下の思想と偉業は今日金正恩閣下によってもっとも立派に継承されており朝鮮で現実化しています。
金正恩閣下の優れた指導と崇高なる似民献身の労苦によって、金正日閣下が願っていた強国偉業は輝かしく実現しており、今日朝鮮民主主義人民共和国は、世界的な強国の前列に堂々と浮かび、朝鮮は、人民の夢が実現した人類の理想社会、社会主義の全面的発展に向け力強く進んでいます。
世界中の焦点を集めた朝米首脳会談をはじめここ数年間朝鮮半島や地域で開かれた歴史的な場面は、全世界が朝鮮に集中していた20年余前の日々を想起させます。
歴史は決して過ぎ去った追憶として残るものではありません。
朝鮮人民と自主性を志向する世界の進歩的人民の戦いと生活の中には、金正日閣下の思想と業績がそのまま反映され実現されています。
世界の多くの国や地域で金正日閣下のお名前をつけた団体や単位が活動しており、太陽節と光明星節など朝鮮のすべての意義深い祝日や契機ごとに朝鮮人民はもとより世界の進歩的な人民も総書記の業績と生涯を高く称えています。
全生涯自主と愛国の旗印高く朝鮮革命と世界自主化偉業の遂行に巨大な業績を積み上げられた 金正日閣下は、チュチェ朝鮮の映像として、自主時代の偉大なる太陽として朝鮮人民と進歩的人類の心の中に生きながらえるでしょう。
我々は、この討論会が金正日閣下にたいする万民の限りない敬慕と金正恩閣下の指導のもとにさらに隆盛繁栄する社会主義朝鮮への支持と信頼を表明する重要な契機になることと信じつつ、討論会に参加された皆さまに改めて謝意を表する次第です。
有難うございました。
白頭山の偉人を称える国際祝典組織委員会共同委員長
朝鮮平和統一支持アジア太平洋地域委員会共同委員長・執行局長
ピーター・ウッズ
朝鮮人民との親善・連帯アフリカ地域委員会委員長
ダミアン・オグボンナ