尊敬する白頭山の偉人を称える国際祝典組織委員会の共同委員長の皆様、
秘書と委員の皆様、
親しい朝鮮人民との親善・連帯団体の責任者の皆様、
親しい同志と友人の皆様
まず私は、白頭山の偉人を称える国際祝典組織委員会の役員協議会の招集を支持し、その成功のためにご尽力され、今日はこのように会議に参席して下さった皆様に心より謝意を表します。
私はこの機会を借りて、日増しに深刻に長期化している世界的な保健危機の中でも昨年を乗り越えて新しい希望と夢を抱いて新しい年を迎えられたすべての参加者に新年の挨拶をお送りいたします。
また数多い挑戦を果敢に乗り越え、富強繁栄する社会主義強国建設で新たな発展を成し遂げるための昨年の闘争で特記すべき成果をあげて新年を迎えている全朝鮮人民に白頭山の偉人を称える国際祝典組織委員会を代表して温かい新年の挨拶をお送りいたします。
親しい同志と友人の皆様、
私は白頭山の偉人を称える国際祝典組織委員会共同委員長の一人として、この会議の共同発起人の一人として、組織委員会の3年間の活動を総括するこの場でこの会が発足した歴史的過程を感慨深く振り返っています。
2002年2月に朝鮮の聖山白頭山で行われた21世紀の太陽を迎える集いから始まった私たちの大会合は、2017年の第5回白頭山の偉人を称える国際祝典のときからより整然とした構造と枠組みをもった名実ともに国際的な集いとして発展しました。
祝典に参加した私たちにとって祝典は単純に楽しみと歓喜の瞬間であっただけではなく、朝鮮という国を世界の脚光をあびる小さくとも大きな国として変転させた朝鮮の偉大な指導者に対する尊敬と欽慕の念を格調高く吐露した契機となりましたし、朝鮮の限りない繁栄と発展を祝福し、私たちの素朴な支持・声援の心を伝える有意義な集いとなりました。
それゆえにこの祝典をその後5年ごとに定期的に招集しようという国際社会の声があがり、その一致した意思を反映してベラルーシのミンスクでこれから国際祝典組織活動をまとめ、国際祝典の間にある主な契機に朝鮮人民の偉大な指導者を称え、朝鮮の現実を広く紹介することを基本使命とする国際的な組織として白頭山の偉人を称える国際祝典組織委員会が結成されました。
私は今も、この場に参席された共同委員長の方々、各国の友人たちが2018年4月にミンスクで会合をもち、組織委員会の結成式を行った時のことをはっきり覚えています。
その日が昨日のことのようですが、もう4年が経ちました。
その間、私たちは一時もその使命感を忘れたことはありませんし、世界の保健危機によってもたらされた不可避な状況と挑戦を宿命的に受け入れず、実情に合わせた国際的活動を発起し、成功裡に実行しました。
去る20年余り朝鮮を支持・擁護し、朝鮮の現実を紹介する活動に捧げてきた私が信条としている哲理があります。それは偉大な指導者が偉大な国をつくるということであります。
20世紀に列強の利権争奪の場と化していた東方の弱小国家朝鮮が、正義と平和守護の砦として、勤労大衆の理想社会として発展した奇跡も、冷戦が終息した以来東欧諸国で社会主義の旗が下ろされる時に自主の旗、社会主義の旗をさらに掲げて帝国主義の強権に立ち向かって国と民族の運命を守り抜いた偉大な力も、朝鮮の地政学位置に対する新しい定式化で朝鮮を世界政治を主導する先導者の尊厳ある地位に立たせた卓越した指導も偉大な指導者とともに前進する朝鮮だけで見られる驚くべき出来事であります。
私は時々朝鮮について考えるとき、ジミ・カーター元米大統領が金日成主席を偉大な人間運命の太陽神であると激賛した事実を想起しています。
人間太陽の歴史が代を次いで続いており、その太陽が朝鮮だけではなく全世界を明るく照らしている今日の現実を注目しながら私の一生一世の選択であった朝鮮とのつながりを誇りに思っています。
政見と信仰の違う他国の政客らと敵国の首長までもが躊躇なく激賛する偉人たちを称えることは、正義と平和を愛する私たちにとってごく当然なことであり、誇らしい使命、任務となります。
白頭山の偉人を称える国際祝典組織委員会は自分の聖なる使命から出発して去る3年間、金日成主席のお誕生日である太陽節と金正日指導者のお誕生日である光明星節などいろいろな契機に朝鮮民主主義人民共和国国務委員長金正恩閣下にきれいな花籠を贈呈することを定例的に行うために努力してきました。
組織委員会はまた、5年に一回行われる国際祝典の間に多様な行事を行うという組織の活動規則を誠実に履行して2018年9月に朝鮮民主主義人民共和国創建70周年慶祝国際行事を平壌で盛大に行っただけではなく、インターネットを活用しながらいろいろな活動を発起し、成功裡に開催することができました。
2019年7月に金日成主席のご逝去25周忌に際してのインターネット国際討論会「世紀と偉人」と、世界的な保健危機の中でも2020年10月に朝鮮労働党創立75周年を迎えて行われたインターネット国際討論会「自主で威容をとどろかしている朝鮮」は、朝鮮人民の偉大な指導者に対する世界の進歩的人類の欽慕の熱度がいかに強烈なものであるかを示したと同時に各国の朝鮮人民との親善・連帯団体をはじめとする世界の進歩的人民の慶祝活動を国際的範囲で組織し、調整することにおいて祝典組織委員会の能力と経験を築く契機となりました。
私は組織委員会が結成されてから3年の間、各国の友人の方々が白頭山に登って感じた喜びと激情を抱いて組織委員会が企画するいろいろな活動に積極的に取り組んで下さったことに対して、組織されたすべての活動が成功できるように努力してくださったことに対して衷心から謝意を表しつつ、朝鮮の同志の皆様が私たちの活動にいつも関心を払い、支持しながら可能な限りの協力を惜しみなくしてくださったことに感謝しております。
もし、現在世界で猛威をふるっている大流行伝染病がなかったのであれば、今年2022年に私たちが第6回白頭山の偉人を称える国際祝典を組織し、平壌と白頭山で朝鮮人民とともに朝鮮人民の偉大な指導者である金日成主席と金正日指導者のご誕生110周年と80周年、金正恩閣下を朝鮮の党と国家の最高指導者として推戴した10周年を盛大に慶祝すべき重要な年でありました。
やむを得ず第6回国際祝典を開催できないのは残念なことでありますが、私は組織委員会の共同委員長として私たちが朝鮮人民と世界の進歩的人類にとってこの上なく重要な意味をもつ今年に国際的な活動をオンライン上で発起できる可能性は十分あると考え、共同委員長ダミアン・オクボンナ先生と一緒に本会議の招集を決心し、その提案は皆様をはじめ組織委員会の役員の一致した支持と賛同を得ました。
本1月7日を特別に会議の開催日として決めたのは、意義深い今年の活動を、 金正恩閣下のお誕生日である1月8日を慶祝することから始めるのがより有意義であろうと考えたからであります。
私たちの一致した気持ちでありますが、今のような前代未聞の世界的な保健危機と引き続く自然災害の中でも先代指導者の畢生の座右の銘を揺るぎなく堅持しながら人民への滅私奉公、一心全力で社会主義建設の全面的発展を賢明に導いている金正恩閣下のお姿から私たちは現時代のもっとも傑出した指導者、人民の指導者の姿を見ることができました。
それゆえに私たちは意義深い今年の活動を当然ながら金正恩閣下のお誕生日を契機として始めることで組織委員会の活動目的と使命を果たそうとする私たちの確固たる意志を示すべきであると思います。
私は本協議会が皆様の積極的な参加と支持の中で今年の組織委員会の活動計画樹立のための真摯な、そして建設的な意見交換が行われる契機になるであろうと確信いたします。
私は白頭山の偉人を称える国際祝典組織委員会の方々と各国の方々がこの機会を通して、今の保健危機の中でも自分の本然の任務について自覚し、自分に付与された聖なる任務を揺るぎなく、最後まで実行していく上で有益で役に立つ契機になるようにお互いの意見と経験を十分に提起していただき、今年の活動方向を現実的に確定できるように積極的に寄与していただきたく存じます。
私は朝鮮人民の偉大な指導者である金日成主席と金正日指導者、金正恩閣下に本会議に参加された方々を代表してもっとも崇高な敬意を表しながら私たちの今年の活動が金日成主席と金正日指導者、金正恩閣下の不滅の業績を称え、朝鮮人民の正義なる偉業を支持する積極的な努力で一貫されることを期待しております。
私は、私たちのすべての活動が挑戦と難関を乗り越えるための闘争の連続であり、短距離競走ではなくマラソンにならなければならないという言葉で報告を終わらせていただきたいと思います。
いかに困難が多くとも自分の偉業に対する信念と確信が固いのであればいつも道は見えるであろうし、勝利は確定的であるというのは、人類の歴史が、さらには朝鮮人民の偉大な指導者が私たちに教えてくださった高貴な真理であります。
ありがとうございます。
白頭山の偉人を称える国際祝典組織委員会共同委員長
朝鮮平和統一支持アジア太平洋地域委員会共同委員長・執行局長
都市および地方政府連合アジア太平洋地域大使
ピータ・ロバット・ウッズ